事業と製品
ステンレスパネルタンク(保温仕様)
タンクと一体構造・高い断熱性
保温型タンクの特長
ステンレスパネルタンク保温型は、タンク本体とタンクと同形状のアルミ材保温カバーの間に、高断熱・高耐熱の発泡ポリスチレン(耐熱発泡性樹脂)を保温材として使用した、三層構造になっています。保温材の厚さは、30mm、50mm、100mmの3種類あります。
森松のステンレスパネルタンク保温型は、飲料用水槽の結露、凍結防止用だけでなく、還水槽、膨張水槽、ソーラー蓄熱槽、貯湯槽、冷水槽、ブラインタンク等、幅広く使用されています。また「潜熱」を利用した経済的な蓄熱システムである氷蓄熱システムや、各種潜熱利用システムの蓄熱槽としても利用されています。
保温材(発泡ポリスチレン)の特長
- 気泡構造が独立微細な発泡体であるため低い熱伝導率・吸水率で、断熱材として最適です。
- 圧縮・曲げ・引張強度強度が強いため、保温施工後の強度があります。
- 高温時の寸法収縮が優れているため、高温領域(90℃)で継続使用が可能です。
発泡ポリスチレン保温材の物性表
耐熱発泡性樹脂(発泡ポリスチレン) | |
---|---|
10%圧縮強度(MPa) | 0.19 |
最大曲げ応力(MPa) | 0.46 |
熱伝導率(W/(m・k)) | 0.034 |
給水量(g/100cm²) | <0.1 |
90℃×22hr加熱寸法変化率(%) | -0.3 |
燃焼試験(―) | 合格 |
消炎時間(秒) | 0 |
保温性能図
- ※保温性能図はタンクの設置環境や、通気口、MH形状によっても左右されますので、保温性能を保障する物ではありません。