蓄熱槽

冷水蓄熱槽

蓄熱システムの導入により環境にやさしく、安価な夜間電力の利用と昼間の電力デマンドのピークをカットし、ランニングコストの低減(エネルギーの有効活用によるコスト削減)を図ることができます。
蓄熱槽により、昼間の電力を夜間に移行することによるCO2の削減効果、エネルギーコストの削減は大きく、電力の負荷平準化にも寄与し、地球温暖化対策として地球環境保全にも役立ち、今後さらに期待されます。

蓄熱槽の特徴

  • 蓄熱運転は深夜の電力を有効に利用(夜間移行による電力費の削減)
  • デマンド制御により契約電力の低減

温度成層型蓄熱槽

1. 温度成層型蓄熱槽とは

温度成層型蓄熱槽は、温度による水の密度差を利用した蓄熱方式です。図-1のグラフは、水の温度と密度を表したグラフです。横軸に温度、縦軸に密度を示しています。
4℃を最大に、温度が上がっても下がっても密度が小さくなることを表しています。

図-1

2. 高効率の蓄熱槽

温度成層型蓄熱槽の概念を図-2に示します。下部に低温部、上部に高温部ができ、その境目に低温水と高温水の混ざった混合域ができます。これが蓄熱効率の低下の原因です。この混合域を少なくすることが、高効率の温度成層型蓄熱槽の条件です。
混合域を少なくすることによる高効率の手法を以下に示します。

  1. 蓄熱槽の利用温度差(密度差)の拡大
  2. 温度の不均一による、自然対流の防止
  3. 流速による撹拌の防止
図-2

温度成層型堅型蓄熱槽

三洋エプソン豊科事業所 冷水蓄熱槽
三洋エプソン豊科事業所 冷水蓄熱槽
セイコーエプソン広丘事業所 冷水蓄熱槽
セイコーエプソン広丘事業所 冷水蓄熱槽

特徴

  • 位置水頭分の搬送動力が不要となり、蓄熱空調システムの採用の際に懸念される搬送動力の増加がない。
  • 蓄熱槽内で温度成層を構築しやすく平型の各蓄熱槽間での混合損失等がない。

温水蓄熱槽・貯湯槽

環境にやさしい給湯システムであるエコキュート・電気温水器向けのシステムや太陽光を利用した貯湯・蓄熱システムの貯湯槽に、高断熱・高耐熱で耐震性に優れた当社のステンレスパネルタンク(SUS444製保温型)が利用されています。

太陽熱温水蓄熱槽

太陽エネルギーを集熱器で集めて熱エネルギーに変え、必要な量の水を温め、給湯・暖房などに利用するシステムです。高いエネルギー変換効率・優れた省エネ性・大きなCO2削減効果が期できます。
既設のボイラーの補助熱源としても利用でき、晴れの日はソーラー、雨や夜間はボイラーといったハイブリットの運転なども可能です。

業務用エコキュート向け貯湯槽

安価な夜間電力を利用し、空気中の熱でお湯を沸かすヒートポンプ給湯システム(エコキュート)は、従来の燃焼式給湯器に比べ、省エネルギーでCO2排出量を大幅に削減できるため、環境にやさしい給湯システムとして注目されています。

業務用エコキュート基本システム

業務用エコキュートハイブリットシステム

電気温水器向け貯湯槽

安価な夜間電力を利用し、電気ヒーターの熱でお湯を沸かすシステムです。シンプルなシステムなため、使い切り・湯量切替・ミキシング・太陽熱併用など用途に応じてシステム構築できます。また暖房用にも利用されております。